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同窓会本舗 荒瀧 智範
  • 同窓会の参加率ってどれくらい?

    同窓会の幹事代行サービス【同窓会本舗】を運営しております、株式会社アラッドブラザーズの荒瀧と申します。

    当社は同窓会プロデュース企業として、年間500件以上の同窓会をお手伝いしております。本日は、それらの経験をもとに、同窓会の参加率についてお話ししてみたいと思います。

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    平均的な参加率は

    成人式後の同窓会などの特別な場合を除けば、基本的には3割前後、4割以上集まれば成功と言えるでしょう。

    「年齢が高くなれば減っていくのでは?」というお声も確かにあります。もちろん可能性としては考えられるかも知れません。しかし、当社でプロデュースした1500件以上の同窓会データを解析したところ、「ご年齢が上がるに連れて参加率が下がる」といった確かな相関関係は見出す事ができませんでした。

    一方、ご年齢が上がるに連れて下がっていくものがあります。それはドタキャン率です。お若い世代ですと、ご参加予定数の最大1割が急遽ご欠席というケースも、少ないですがあります。一応念頭に入れておくとよいかもしれません。

    参加率を上げる方法!

    上に書いた “参加率=3割前後” というのはあくまで平均です。4割を超える会もあれば、2割に満たない会もある訳です。それでは、どうしたら参加率が上がるか?という点に絞ってお話ししたいと思います。

    発起人を増やす!
    招待状に記載する発起人の数は、可能な限り増やしましょう。できれば各クラス毎にお一人ずつ立てたいところです。発起人が一人だと「この人とはあまり話したことなかったし、欠席しとこうかな…」という方が増えてしまいます。逆に発起人が多いと、“内輪の集まり” ではなく “オフィシャルな同窓会” という印象も持ってもらえるようです。

    同級生用のホームページを作って交流する
    当社・同窓会本舗では、プロデュースのご依頼を頂くと卒業生専用のホームページを無料プレゼントしております。FacebookやTwitterでも良いのですが、「やはり卒業生だけがログインでき、皆がそこに一堂に集まる」、というのがとても評判が良いようです。事前に交流ができますので、「同窓会に行かないつもりだったけど、掲示板を見てたら行きたくなった」という方も非常に多いです。
    皆さんで同窓会をする場合は、発起人メンバー内にホームページを作れる方がいないか探してみましょう。

    発起人全員で、現状の参加人数を共有する
    発起人を多く募ると、どうしても、熱の入った方とそうでもない方が出てきます。また、始めはなかなか出席連絡が来ません。現状を皆さんで共有し、「このままじゃ失敗に終わるから周りに参加を呼び掛けて行こう!」という意識を分かち合うのが重要です。

    先生にもお声を掛ける
    先生がいらっしゃると、「友達が一人も行かないから迷ってたけど、先生が来るなら行こうかな」という方が出てきます。先生のご参加が決まったら、HPなど、ぜひ皆さんに何かしらの方法で告知しましょう!
    また、先生方は転勤が多いです。連絡が付かない場合は、母校や地元教育委員会に問い合わせてみましょう。先生の連絡先を教えてくれるケースは少ないですが、先生から連絡をもらえるよう依頼する事はできます。

    ▼苦労は多いですが、その後には感動の再会が待っています!!▼

    以上、今回は参加率についてご紹介しました。

    皆さんの同窓会が大成功に終わることを、心からお祈りしております。